インターネット - IPアドレスとは、どういうものなのか?IPv4×IPv6で調べよう!!

あなたのIPアドレスは38.107.191.89で、ホスト名は38.107.191.89です

インターネットの概説

インターネット(Internet)とはインターネット・プロトコル技術を利用して相互接続されたコンピュータネットワークを指す語です。漢字で「国際電網」または単に「電網」と訳す場合があります。発祥のアメリカなど英語圏において広義 (an internet) では複数のコンピュータネットワークを相互接続したネットワークです。狭義 (The Internet, The Net) では、広義のインターネットのうち、特に地球規模で広く相互接続されているネットワークの呼称です。現在のところ唯一無二のため、固有名詞として扱われます。日本において一般名称としてインターネット (Internet) と呼称する場合は狭義 (The Internet, The Net) の意味となります。インターネット2 (Internet2) とは今のところ広義のインターネット (an internet) に属します。インターネット2は米国が標準的なプロトコルとして採用し、全世界的にまた一般的にも普及するようになりました。

管理と経緯

インターネットにおいて一般的に利用される各種の技術や管理制度は歴史的経緯から一般に公開されているものが多いです。インターネット上においては特定の集中した責任主体は存在しません。全体を1つの組織・ネットワークとして管理するのではなく、接続している組織が各ネットワークを管理する建前となっています。事実上の管理主体(ICANN、IETFなど)はあるにしても、それは接続している組織・ネットワークの総意として委任されていると言う建前になっています(国際的に中立的とされ、また一部は国際機関による管理もある)。それはインターネット・プロトコルの開発においても同様であり、RFC (Request for Comments) に具体化されます。ただし、ICANNは非営利団体ながらも米商務省の傘下にあり、国際問題となっています。インターネット接続が難しかった時代には、UUCPによる研究機関・大学や一部の企業などの間でのメール・ネットニュースの交換が多くみられました。専用線が高価だったための苦肉の策です。その後接続コストの低下に加え、World Wide Web (WWW) の流行、さらにパソコン向けOSのインターネット接続対応により、一般的ユーザへも爆発的な普及を見るに至りました。商用のインターネット利用についてはまだ歴史が浅く、概ね1990年代後半に入ってからです。2000年代初頭までは個人向け接続サービスの大半は低速なダイヤルアップ接続であり、従量制の課金が多くみられました。定額のブロードバンド接続サービスが低価格で提供され,爆発的に普及しはじめたのは2001年になってからでした。同時期に携帯電話でもインターネットへの接続サービスが提供されるようになり、携帯電話でのインターネット接続も一般化します。しかし、セキュリティに関する仕組みが現行のインターネットのプロトコルに組み込まれていないために、コンピュータウイルスの感染や不正アクセスなどの問題が後を絶たず、アプリケーションレベルで様々な対策が行われています。最近ではセキュアなネットワークを目指した新しい仕組みを作る動きも見られます。

プロトコル

インターネット・プロトコル (IP) はインターネット上の通信に用いられる基本プロトコル(ネットワーク層(レイヤー))であり、その上にトランスポート(転送)層、さらにその上にアプリケーション層のプロトコルを組み合わせて用いる。転送プロトコルには TCP や UDP などがあり、アプリケーション・プロトコルには WWW で用いられる HTTP、ネットニュースに用いられる NNTP、チャット(IRC)、ファイル転送(FTP)、ストリーミングなどさまざまな利用方法に伴うプロトコルが存在します。これらのプロトコルの定義の多くは RFC として公開されています。インターネット・プロトコルは狭義のインターネット (The Internet) だけに使われるプロトコルではなく、例えばインターネット・プロトコルや周辺技術を、企業内等のローカル・エリア・ネットワーク (LAN) 環境で応用したものはイントラネットと呼ばれます。なお、イントラネットを相互接続したものはエクストラネットと呼ばれます。

IPアドレス - ドメイン名

IPにおいては基本的に通信するコンピュータごとに(厳密には機器のインターフェイスごとに)、唯一無二の「IPアドレス」と呼ばれる固有番号を割り当てられることが通信時の前提となっており、IPを採用するインターネットにおいても接続する各組織に対して固有のIPアドレスの領域(範囲)がそれぞれ割り当てられます。各組織はそれぞれに割り当てられたIPアドレス領域の中の固有の番号を所有する各コンピュータに割り当てます。IPアドレスは数字の羅列で人間には分かりづらいというデメリットがあり、一般には英数字を使用した名前(ドメイン名)をIPアドレスに対応させて用いる。例えば、「ja.wikipedia.org」というドメイン名は「145.97.39.155」というIPアドレスに対応します。インターネットに参加する各組織(研究機関、教育機関、企業、プロバイダ (ISP)、協会・団体、政府機関その他)に対して、識別子として(広義の)ドメイン名が割り当てられており、各組織は所有する各コンピュータに対してホスト名を割り当てます。ホスト名とドメイン名をドット (.) でつないだものが各コンピュータの固有名 (FQDN) となります。本来接続先ホストはIPアドレスを指定する必要がありますが、(狭義の)ドメイン名とIPアドレスをDNSによって関連づけることにより、IPアドレスに代わってドメイン名を指定することが可能です。

アクセス端末

利用者は、パソコンや、携帯電話などの携帯端末を使用してインターネットへ接続し、ウェブページの閲覧などを行ういます。この際、使用する機器、また平日か休日かによって閲覧されるウェブページは異なる傾向があるといいます。アメリカでは、平日はパソコンを使用して調べ物や買い物などを行い、休日は携帯端末を使用して天気や遊びなどのちょっとした情報を閲覧します。このため、ビジター数は大きく変動します。

よくある誤用

インターネットが技術者や専門家ではなく一般に利用される機会が増えるにしたがって、インターネット上の一機能であるWorld Wide Web(さらにはウェブページやウェブサイト)のことを指して「インターネット」「インターネッツ」と呼ぶ誤用が世界的に広まっています。また、「インターネット」という語をインターネットへの接続権(プロバイダとの契約)や接続に必要なパソコンやルーターなどといった機器・設備などの名称と誤解している例もあり、「インターネットを買った」「どこのインターネットにする?」「インターネットが壊れた」といった誤用もまれに見られます。

インターネットの歴史

■1960年にインターネットの前身ARPANETに直接影響を及ぼした概念であるJ・C・R・リックライダーのタイムシェアリングシステムが発表されます。
■1969年11月21日にUCLA、スタンフォード研究所 (SRI) が接続され、同年12月5日までにUCサンタバーバラ、ユタ大学が接続され4つのノードとなりました。
■1983年にARPANETがそれまで利用していたプロトコルNCPからTCP/IPに切り替えます。
■1984年10月に慶大と東大などを接続したJUNETが作られました。
■1985年に全国科学財団による学術研究用のネットワーク基盤NSFNetが作られ、インターネットのバックボーンの役割がARPANETからNSFNetへ移行します。
■1988年にアメリカで商用インターネットが始まる。1989年に商用ネットワークとNSFNetとの接続が開始されます。
■1990年にスイスの素粒子物理学研究所・CERNの研究員であったティム・バーナーズ=リーは当時上司だったロバート・カイリューらの協力によりWorld Wide Webシステムのための最初のサーバとブラウザを完成させます。
■1994年7月にアメリカ・タイム誌で、「インターネットは核攻撃下でのコミュニケーションの生き残りを想定して開発された」という記事が掲載されます。ARPANET立ち上げ時のIPTO責任者であったロバート・テイラーは、この記事に対して事実とは異なる旨、正式な抗議をタイム誌に対して行いました。以降、ARPANETは核戦争時のための軍事ネットであるという俗説が流布するようになります。
■1995年にはNSFNetは民間へ移管され、Windows95の登場で一般個人でのインターネットの利用に加速がついた。なお、Windows95の初期バージョンではインターネット関連の機能は「Microsoft Plus!」による拡張機能とされていましたが、OSR2以降は標準搭載されています。世界的には常時接続環境が提供されているのは都市部が中心で、地方や離島では情報格差が問題になっています。また、発展途上国では多くの国民にとって端末であるパソコンが高価であり通信料金も高いため、インターネットカフェがインターネットの普及を支えています。